まあ、グチをこぼしながらも仕事があるということは、本当に幸せなことだ。
それが、遠方の現場であっても、担当商品が難しいものであっても。
土曜日の現場は比較的に近場(でもないか。大阪北部だから)だったが、扱った商品がチト
ど)だったのだ。
メーカーは、マルマン。信州に本社がある、主に味噌で知られる会社だ。
ここが、地元の信州りんごを用いて商品化した「りんご酢」は、コクがあるし、他の健康
酢に比べると飲みやすい味だと個人的に感じるけれど、いかんせん「酢」だ。好き嫌いがあ
る。酸味が苦手な方は、いくら水で薄めたりジュースや牛乳で割っても、やはり飲むのにあ
る程度の覚悟(?)がいると思う。
1990年代末期にネットで知り合い、現在なお続いている首都圏のメールフレンド(男性。
面識あり)。
なますなど、酸っぱいものはあまり好きでないのに、外回りの仕事からくる疲労度を心配
してか、奥さんがさかんに酢を勧めるそうな。
「黒酢だかレモン酢だか知らんが、炭酸で割ったり、ハチミツを入
れたり。でも、私からすれば、何でそうまでして飲みたくない酢を
飲まなきゃならんのか、わからないんですよ。今のところ、酢を飲
まないと体調が悪くなるわけでもないし」
似たようなことは、他のネットフレンドたちもおっしゃっていたな。
個人的にも、「イヤだな。マズいな。でも健康のために飲まないとい
けないんだな」と、ストレスをお供にしぶしぶ口に運ぶものは、健
康酢以外の、例えば青汁や豆乳でも、身体のためにはかえって良く
ないと信じている。
写真は土曜日のデモテーブル。
りんご酢を、水、りんごジュース、牛乳の三種類で希釈する。
味の面で一番評判がいいのは牛乳割りながら、購入された十二人
は、全員が水割りも飲み、このりんご酢本来の味を確かめられたお
客様だった。
