新幹線

 右手は相変わらず。
 ストレス満杯。

 病名はほぼ判明したが、整形外科関連の疾病がなかななか回復しないのは、いつの世も変わ
りないのかしらん。
 病院へ行っても、医者にあちらこちらを引っ張られ、コンコンと叩かれ、ソロソロとねじら
れ、揚げ句、素人にはようわからん薬を処方されるだけ。
 どこをどう治療しているのか?

 仕事上、一番困るのは化粧が出来ないこと(私たちの仕事はすっぴん御法度。そりゃ、肌が美しい十代や二十代前後ならかまわないが、一定の年齢を過ぎると、やはりノーメークでは元気
がなさそうに見える)。
 ファンデーションは何とか塗れても、眉を描くのにひと苦労。
 リップラインもとれないから口紅もダメで、色付きリップクリームでお茶を濁している。
 もちろん、アイメークは無理。

 七月八月は、もうスケジュールが決まっているしな。
 休めないのだ。

 となれば、仕事を、忙しい毎日を、楽しむ以外にないね。

 写真は、昨日の現場、新大阪の駅構内にあった新幹線と蒸気機関車の車輪と説明を書いた
碑。一番左側が新幹線で、手前二つがシュッシュッポッポだ。
 東京オリンピック開催をきっかけに開通した新幹線。東京と大阪間を三時間で運ぶ列車は、
当時はまさに「夢の乗り物」だったことだろう。
 乗車料金も、一般の人が乗れるレベルではなかった。
 あの頃、日本はまだまだ貧しかったのだから。

 昨年の秋に、岐阜は美濃市で仕事をした際、久々に新幹線に乗って行き来したっけ。
 車内は、ビジネスマンや学生風の人でいっぱいだった。

 落ち着いたら、新幹線で鹿児島まで行こうかしら。
 窓の景色をながめながら一走り。
 いいねっ。

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