夏には強いはずの私。
ここ数年、異変がおきている。
めっきり弱くなったのだ。
正確には、外と中の温度差に身体が悲鳴をあげている。
真夏でもセーターとタイツが必要なほど冷えきった現場で立ち仕事
をした後、外で熱風にむわーっと全身を舐められる。
一瞬、別の星に来たかのような錯覚にとらわれ、衝撃を受ける。
悩まされている二枚爪の原因も究極的にはこれ。
この温度差には店舗で働いている人も頭をかかえており、某ローカ
ルスーパーに長く勤める仲良しのパートさんは、夏になるとサプリ
代が激増すると嘆いていた。
「やけど、こんなん、不定愁訴やんらねえ。気休めくらいしか効果
はないわ」
写真は、昨日の現場のバックヤードに置いてあった巨大扇風機。
売場と異なり、店の裏側は蒸し風呂状態。
ぶちまけた話、あまり涼気は期待出来ないのだけれど、ないよりマ
シかしらねえ。
地球はどこまで温暖化するのだろう。