ゆとりを持って取り組もう~仕事にも報告書書きにも

三日連続仕事が終わり、一日休んで、今度は二日連続。
同じ数の二日休んで、今日からまたまた同じ数の二日連続。
少し仕事に入るペースを押さえないといけないな。
いや、体調は悪くないのだが、いかんせんデモンストレーターは立ち仕事にして感情労働の面もあるから、あまりに現場に入り「過ぎる」と、気持ちの上でもカサカサしてくる。ゆとりがなくなってしまうのだ。

このゆとりというヤツ。立ち仕事や感情労働に無縁の、例えば座って作業をする縫製やDTPなどの仕事にもけっこう欠かせないのではないか。
知り合いにローカル誌の制作部に勤めている人がいるが、仕事に疲れたり、ホッと息抜きしたくなると、机上に飾ってあるハワイ土産の貝の置物を眺めると言う。
途端に、彼女の脳裏にはワイキキの青い海と空が浮かび、フラダンスのゆったりとした動きやウクレレが奏でる軽妙なテンポもフラッシュバックされるのである。
つまり、時間に追われてささくれ立ちつつあった気持ちも落ち着いて、新たな気持ちで仕事に取り組みことが出来るわけ。

仕事の事後報告である報告書にも同じことが言えると思う。
何通もの報告書を書いていると、それだけで休日の半日以上が過ぎてしまうことがある。
報告書書きは、そのフォームが細かいと、かなりのエネルギーを使う。現場に立つのとは別の次元で疲れるのだ。これでは、何のための休日かわからないよね。

重複していたり、特に必要でない項目は、報告書を要求する立場にいるメーカーやエージェンシー、派遣会社にも、極力カットをお願いしたいと思う。

同時に、我々デモンストレーターも「どうせ書かねばならない」報告書なら、少しでも楽しい気持ちでかけるよう、アイディアを出していきたいもの。
一つの案だが、報告書が入った封筒の切手を記念切手にしたらどうだろう。
記念切手はアート。眺めているだけで心がはずんでくる。
そのワクワクを面白くない報告書を書くパワーにしたいところだ。