デモンストレーションの意義と内容の変化

今日から九月。まだまだ陽射しは夏のものだが、一応こよみの上では秋だ。

秋とくれば、まず、「食欲の秋」。
その標語と呼応してか、新商品の発売が多くなり、私たちの仕事も増える。
もっとも、私自身は、幾度も繰り返しているように、少なくとも来月からは仕事をセーブする。
「東京に三日、田舎に四日」ならぬ「仕事に三日、お休みに四日」のスタイルにするのだ。

なお、複数の同業者によると、共働きの増加やネットの普及でお客様が店舗に足を運ぶ回数は明らかに減っており、私たちデモンストレーターの仕事の意義も内容も変わりつつあるという。
確かにね。
以前とは異なり、新商品の紹介や新しいメニューの提案が、デモンストレーションの主流になりつつある。
また、販促企画のスタッフの一員としてデモを実施するケースも出てきた。

こうなると、デモンストレーターの社会もおのずと組織化されてくる。
これは、まあ、何事もそうかも知れないが、一長一短あるわけで、、、。
ただ、自分の業務をマーケティング全体から見ることが出来るデモンストレーターが増えたら、この世界も少しは変わってくると思うし、日々の自分の仕事にもプラスになるのではないか。
学校の先生に例えたら、学校経営という視点から己が先生業を見直したら、、、きっとナニカが発見できるよね?

ともあれ、新しい季節が始まった。
気持ちも引き締めていこう。