コロッケ

さあ、お仕事日の始まりだよ。
今日は大阪府内の某大手スーパーでコロッケの宣伝販売。
イ◯ンの販促企画、◯試しステーションのスタッフとして、イ◯ン専属デモンストレーターの人たちと一緒に現場に立つ。
勤務時間は変則で、午後二時から七時まで。

このコロッケなんだが、、、。
「子どもが小さい頃はじゃがいもを茹でてつぶして一から作っていたのに、子どもの成長と共に何やかにやで忙しくなって冷凍コロッケを使うようになり、子どもが巣立って再び夫婦二人になれば、揚げるのも面倒くさくなって店で売っている揚げたてコロッケを買うようになった」と、こんな家庭は多くない?
実は我が家もそうだ。

コロッケは典型的な家庭料理の一つ。作るのはそんなに難しくない。
ただ、後片付けがけっこう大変(そこは、油で揚げるのだから)で、あの手間を考えたら、時間にゆとりがない時は作るのを躊躇してしまうわなあ。

幸い、こんにちでは、スーパーをはじめとする小売店で美味しい出来上がりコロッケを置いているし、店頭で揚げ立てを売ってくれる、移動式のコロッケ屋もある。
ああいう店のコロッケって美味しいんだよね。
「ポテト四つにカボチャとチーズを二個ずつお願い」なんて頼むと、マッシュルーム色に日焼けして首に銭湯のタオルなんか巻いたおっちゃんだかお兄さんだかが、「はいよ。ちょっと待ってな」と、軽妙に受け答え、油の海にお求めのコロッケを放り込み、揚げてくれる。
揚げ上がるまでの油のジューッという音と立ちのぼる香り。
もうそこからして、B級であろうがC級であろうが、グルメの世界。
自宅の小さなフライヤーでチマチマと揚げるよりは、、、と想わせてしまう。

と、ここまで書いてきて、無性にコロッケが食べたくなった。
残念ながら、我が家の近くには、移動式のコロッケ屋さんが来る店がない。
自分で作ったのを、家庭用フライヤーでチマチマ揚げようか、、、。
現在(いま)では、別に後片付けに時間をとられてもいい環境にいるからね。