自己評価が低い人が自信をつけるには、まず?

低い自己評価ネタ、続けますよ。

ややもすれば、「私なんて」と、必要以上にへり下りがちなこのキャラの持ち主が自信をつける方法。
まずは、要求水準そのものを下げ、小さな成功体験を積み重ねることだと思う。

私たち、デモンストレーターの仕事に例をとり、我が拙い体験を述べさせていただこう。
自己プロフィールでも述べている通り、今でこそ天職と感じているものの、吃音(どもり)が大人になっても治らなかった私がこの仕事に就いたのは偶然によるもので、それゆえ、当初は戸惑いの連続。したがって、誰あろう私自身が「自己評価が低いデモンストレーター」だったから、少しは参考になることと自負する。

これは、かつて所属していた派遣会社の人選担当者に、電話で直接に聞いた話である。
「メーカーの売上目標が100としますね。だったら、その7割達成できたら上出来なんですよ。メーカーによっては、途方もない数字を要求してきますのでね」。
なるほど。
だとしたら、私たち、最初はその7割の7割を目指そうよ。
メーカーが示す目標が100なら49。くだんの人選担当者言う「上出来」ではないが、優良可の「良」くらいのレベルには達しているだろう。
「良」。立派じゃないの!

「良」の数字が達成できたら、後はリラックス。極端な話、数字など念頭になく、販売そのものを楽しもう。
で、ここからがポイント。
実は、こういう心境で行う販売。予想以上の結果を示すことがほとんど。
リラックスしているぶん笑顔も出るし、その余裕がお客様に伝わるんだね。
「良」が「優」になったりするのだ。
これ、ささやかな成功体験よ。

一つ一つはささやかであっても、積み重なると違う。
で、ある程度、「私だってやれる」と感じられるようになったら、この「7割の7割」を少しずつ上げていく。
少しずつ、少しずつよ。

はい。
これには続きがある。
次回の記事をお楽しみに。