おやおや、発熱してしまったよ。昨夜は玉ねぎスープに加えて豆腐のズンドゥブまで飲んで身体を温め、すぐに休んだのに。
辛いな。どこかの派遣会社の就業規則にも明記されていたように「体調管理も仕事のうち」は正論で、それ故こちらにも責任はあるので、解熱剤を飲んで現場に立ったが、ああ、早く終わらないかしら。
もっとも、長く同じ仕事をしていると、体調不良でもそれなりに仕事はこなせるわけ。
いつも通りに試食を作り、笑顔を浮かべて、それをお客様にすすめることが出来るわけ。
7年ほど前、39度台の熱を薬でごまかして鍋物のデモをした時も完売した、、、現場が大阪の平野で、そこへ行くだけでも非常に辛かったのだが。
今日は現場が近いだけ、まだ楽か。
担当商品も販売が難しいタイプではない。
公務員(公立学校の教師)として定年を全うした姉が、私に聞いたことがある。
「あなたたちの仕事、代わりの人は用意していないの? それっておかしい」。
はい、用意していないんですよ、正論ではおかしいけれどね。
だから、早朝にとつじょ携帯の着信音が鳴ったりする。
「これから、〇〇に行って貰えることは出来るぅ?」。
姉に正直に答えたら、
「そういう電話をかける派遣会社の本部の人がそこへ行ったらええやないの? その方が効率的でしょ」。
確かに。
で、実際、まれにそんなケースもあるらしいが。
ともあれ、この話題、公務員と民間人の意識の温度差など、けっこう根深いものを含んでいるので、はい、シンドイ今日はこれくらいにして。