食べ物商売は常に一期一会の気合いで

昨日の奈良のドラッグストアでの栄養ドリンクのデモで、メーカー営業が示した売上目標ときたら!
「ちょっと! この規模の田舎のドラッグストアでそれはないですよ。あなたが示した数字の半分も売上げたらオンの字ですよ」
と、喉まで声が出かかったけれど、まあ、それは呑み込み、表面はヘイヘイと頭を下げておき、自分の心の中で目標数字を変えさせていただき、リラックスしてのぞんだ
15年デモンストレーターをやっていたら、そこいらの心のゴマカシ方は身についている。

昼の休憩時は、現場近くにあった大衆食堂でおでん定食を。
ご飯のふっくら具合、味噌汁のだしの効き具合、お漬物のポリポリ感、おでんの卵とゴボ天のお汁のしみ具合、満点だったのに、、、おでんの大根だけが固かったのねえ。
残念。
味はしみていたのだから、もっと口の中でとろけるくらいに柔らかく似ていたら満点だったのに。

この店には二度と行かないと思う。
食べ物商売はかくも難しい。
一度おとずれて食べて「美味しい」とお客様に心より感じさせないと。
いつも一期一会。その気合いで料理を提供しないと。

我々の仕事も同じだ。

イメージ 1