甘酒ブームの裏に潜むもの

3月4月5月と、この春はさんざんだった。風邪が長引き、あげくに中耳炎を発症。
胃腸障害もおこしていたから食べるに食べられず、それでも食べないと体力が落ちて仕事に差し障るし、さりとて無理に口に食べ物を放り込んでも吐いてしまうし、、、本当に困った。

そんな私を助けてくれたのが甘酒。大袈裟ではなく、ずいぶんとお世話になった。
食欲がなくても入るからねえ、甘酒は。そこも救われた。
もっとも、飲んでいたのは、写真のような市販のものではなく自家製だったけれど。

甘酒ブームがおこってどれくらい経つのだろう。
ブームはまだ続いており、デモをすると、女性を中心に、一定数は必ず売れる。それも、ティーンからお年寄りまで幅広い年齢層に受けるのだ。
甘酒のどこが、女性のハートを掴んで離さないのか?

それは、まあ、有り体に言えば、若さと美への願望であり、探究心ですな。
甘酒は、よく飲まれる方は実感しているだろうけれど、おなかの調子を整えるのにとてもいい。腸がきれいになるのだ。
つまり、スタイルにもお肌にもヨロシイのだ。
便秘によるぽっこりお腹。忌まわしい吹き出物。
悩んでいる女性は多いよ。

プラス、腸がきれいになると、不思議に他の部分まで快適になる。
私は青汁を飲んだ翌日、快便と共に前日まで悩まされていた喉のひどい不調が嘘のように治ってしまった体験を持つが、結局これは身体の下腹部である腸に毒素がたまっていて、その毒素が喉にも影響していたということなのだろうね。

いつまでも若くいたい。
いつまでも美しくいたい。
それには、まず健康=腸をきれいにする。
甘酒ブームの裏には、そんな女性心理が反映されている。

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