食品デモンストレーターや販売員にも「女子力」は必要

現在70歳になる実姉が学生時代にアルバイトをしていたデパートでは、女子従業員の配属先を、明確に容姿で分けていたと言う。
姉によると、「(容姿が)優れている女子は紳士服売場や受付などに、劣っている女子は食料品にまわされる」のがそこの暗黙のルールだったそうで、もう半世紀も前のこととは言え、何ともやり切れない話。21世紀の現在なら、間違いなく問題となるだろう(ちなみに姉の配属先は玩具売場だった)。

もっとも、食料品を販売するのに容姿は関係がないのかと言うと、決してそんなことはないはず。
パサパサ髪でくすんだ肌の販売員が勧めるレタスと、瞳に活気があって顔色も良い販売員が勧めるレタス。同じレタスながら、どちらが美味しそうに感じますか?
つまり、販売員も接客業の一つである限り、扱う商品が何であれ、容姿と言うか身だしなみ、広義にとらえたら「女子力」はあって困るものではないのだ。
むしろ、あるに越したことはない。

女子力の有無は、主にどこにあらわれるのか?
髪? 肌? 表情? 身のこなし? 声?
いずれの分野も該当するだろうが、私はこれらに「手」を加えたい。
次回はこの話題を取り上げる予定。

写真は、昨年の秋、京都は上賀茂神社でおこなわれた横綱の土俵入りの儀式で見たお相撲さんたち。
お相撲さんは、大きいだけではない。身近で見てあらためて感じだが、惚れ惚れするほと肌がきれいなのだよ。

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