マイバースデイの日に美容院に行って考えたこと。

マイバースデイの今日。美容院に出かけた(これはバースデイ云々とは関係なし。たまたま今日のこの日しか予約が取れなかったのだ)。

シャンプー、カット、ヘアマニキュア、またシャンプー、トリートメント、ブローと、いつもの担当美容師さんにお任せする。
一連の流れが終わりに近づいた頃、その担当美容師さんが、私にこう尋ねた。
「奥さん、最近、ちょっと疲れがたまってはります?」

ああ、この質問。二週間ほど前にシェービング(顔そり)をしてくれた理容師さんにもされたっけ。

人間のカラダは正直。自覚するとしないとにかかわらず、普段通りに振舞っていても、ストレスや不調などの「いつもとは違うナニカ」をかかえていると、それはしばしばカタチになってあらわれる。
その部分は内臓であることもあるし、目や鼻や口腔など、カラダの細かい部品であることもあるし、さらに末端の髪や肌や爪であることもある。

私は、今日で62歳。
決して若くはないこの歳で月に何日かはお断りするくらい仕事がもらえるのは光栄以外の何ものでもないが、自分のカラダが発する声には真摯に耳を傾けたいと思う。

それにしても、こうしてさりげなく「異変」を指摘してくれる存在は、こちらが客の立場ではあっても本当にありがたい。
ここまで来たら、「私、売る人」「私、買う人」なんて、関係ないわ。
こんな関係が、商売でも築けたらいいね。

写真は、美容院の帰りに足を運んだ天智天皇の陵(墓)。
天智天皇。覚えていますかぁ? 大化の改新をなした人ですよん。

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