JR~エレベーターもエスカレーターもない、階段だけの駅。

イメージ 1


昨日と今日は、キウイフルーツのデモのため、滋賀県大津市内のスーパーを訪れた。

ここは、JR膳所(ぜぜと読む)駅か、あるいは京阪線の同名駅から12、3分歩いたところにあり、私は鍋や炊飯器など、荷物を詰めたカートを持参する時は京阪線、しない時はJRと、利用する路線を使いわけていた。
理由は、単純明快。
どちらの路線にもエレベーターもエスカレーターもないけれど、少なくとも京阪線は階段を二段か三段降りればいいだけだったので、荷物を持っていても何とかなったからである。

これが、JRとなるとなると、そうはいかなかった。
まずはカートをヨッコラショと持ち上げて階段を降りて駅内の下の歩道へ。しばらく改札口方向に歩き、再びカートを今度はウンコラショと持ち上げて、改札口があるホームへの階段を登るのである。
若い人や若くなくても力がある人には、特にどうということのない一連のこの動作は、しかし、非力な人や腰痛持ちやまだ歩けない年齢の幼児を抱えている身には、かなり辛い。
「調理系で現場が膳所駅で降りなあかん仕事は、正直、イヤやなあ」
と、我々デモンストレーター界で囁かれていたのも、この理由による(調理系のデモは、基本的に荷物を持っていく)。

もっとも、JRって、まだまだあるのね、この手の駅が。
エスカレーターはおろか、エレベーターもなく、移動手段は階段だけ。
その一つが、新今宮駅

うーん? 理由がわからないな。
JRに、改装のお金がないなんて、考えられないし。
どうして改装しないの?

ともあれ、今回、久方ぶりに理由したJR膳所駅
エスカレーターとエレベーター完備の後は、まるで別の駅みたいで、
「あれ、私って、(駅を)降り間違えた?」
と、一瞬のあいだ不安になり、駅職員に確認したほど。
「ここ、膳所駅ですよね?」。

写真は、改装後のJR膳所駅