さて昨日の火曜日は、大阪は本町にて、かの吉永小百合がイメージキャラクター
をつとめる植物性乳酸菌飲料の研修。
今月の十日にこの飲料のニューバージョン、ブルーベリー味が発売されるのだ。
この「ラ○レ」という商品。個人的に非常に思い入れがある。
最初に担当した時は、ギャラの低さでは有名(あくまでギャラの面だけで。念の
ため書き添える)な派遣会社に在籍していた時。
最初に研修を受けた時に土産(?)にもらったラ○レを就眠前に飲んだところ、あ
れほど苦しんだおなかの調子が一度に解決した。
まあ、すっきりしたこと、したこと。
汚い話だが、すかっとしたね!
当時、生活のためとは言え、他の仕事とかけもちではあるが四ヶ月間無休で働
いたり、17日連続で現場に入ったり、とにかくハードな日を送っていた。
湖北の長浜から夜の十時過ぎに帰宅した翌日に、タクシーで二条駅まで向かい、
始発で片道四時間かけて城崎郡におもむき、終電で帰ったその翌日に大阪の茨木
に行く。
こんな日が続いていた。
当然、朝、お手洗いに行く時間もない日は、珍しくなくなった。
人間の身体というものは慣れるもので、駅や喫茶店など、自宅以外のお手洗い
でも排泄欲求は満たされるようになったが、困ったのは、電車内でおなかがサイ
ンを出した時。
新快速なら車内にその場がある。
でも、それ以外の電車はない場合も多いのだ。
下腹部の痛みに眉をしかめてこらえ、おなかのメッセージを無視し続けると、
おなかの方もアホらしくなってくるのだろう。訴えをやめる。
こんな日が数日も続くと、当然、便秘となる。
二、三日ならともかく、四日、五日となると、苦しいの何の。
おなかは張るし、鈍く痛むし、吐き気はしてくるし、頭はのぼせてくるし。
そりゃ、身体の毒素を出していないんだもの。
便秘の日が長引けば長引くほど、出るべきものも出にくくなる。
ちょうど、人間関係といっしょ。
ずっとコンタクトをもっていなかった人には、電話にしろメールにしろ、連
絡しにくいでしょ。
それを一本のラ○レが救ってくれた。
このことを、現在所属する派遣会社の大先輩に話したら
「えええーっ、一本飲んだだけで? あんた、ラ○レと相性がええんやわ」
と言われた。
相性がいいか。
人間でも、そんな人とは滅多に巡り合わないな。
商品でも同じだろう。
自慢するわけではないけれど、私は、この商品を数え切れないほど何度も何度
も完売している。
「立替金が負担だ」
とか何やかにやこぼしながらも、気がついたら、ラ○レをお客様に薦めるこ
とに熱っぽくなってしまっているのだ。
自分があの苦しみから解放されたものだから、つい、お客様に説明する言葉
にも、他の商品を薦める時とは違う要素が入っている。
それが、完売に結びついているのだろう。
とは言え、
「あんなん、飲んだかて全然かわらへんで」
とおっしゃるお客様も多いのが事実。
やはり、相性?
私自身は、ま、この商品と心中してもいい覚悟があるんだけれどね。