チーズは食のマジシャン



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先週の土日は、トマトソースを使い、牡蠣のトマト煮を作るデモ。チキンのトマト煮の牡蠣バージョンだ。


このメニュー、最後にチーズ(今回はモッツァレラ)を散らすのがミソ。これにより、牡蠣特有の生臭さが抜けるのはもちろん、トマトの酸味も和らぐ。
さらに、ソースに溶け込んだチーズの風味が何ともまろやかで、否が応にも箸が進む。


あらためて認めたね、チーズは食のマジシャンだと。
実際、チーズがプラスされることによって引き立つ「平凡な料理」は、意外なほど多い。
この投稿の一つ前の投稿で取り上げたお好み焼きだって、例えば焼きあがる直前にとろけるチーズをのせると、濃厚さも加わり、グッと今風な味になるし、味噌鍋のシメに加えても美味しいものだ。
そう、和食にもけっこうイケるのだ。


今週末にも具材にチーズを使う仕事がある。
マジカルそのもののチーズと言う食品。
もっともっといろいろな料理で試し、おのおのの風味と個性を知りたいと思う。


写真は、鴨川沿いで撮ったもの。