近江鉄道

5月29日の土曜日は、滋賀県中部にある日野のドラッグストアで仕事。
栄養ドリンクのデモだった。

写真は、近江鉄道日野駅
行きはここから現場近くまでバスに乗り、帰りはバスの便がないので、現場からここまでタクシーだった。

車中、運転手と話をする。
近江鉄道も昔より本数が減りましたね」
と、何かのついでで私が話すと、
「まあ、(近江鉄道は)しんどいんとちゃいますか。地域への貢献度を考えたら、これ以上(近江鉄道の)便を減らすわけにはいかない。でも自社の経営を考えたら、走れば走るほど赤字になる。何せ、乗客数が少ない」
と、運転手。
「はあ、、、。キツネの駅長、ガチャコンのキャラを作って近江鉄道をPRしてもですか?」
「そら、あんなん、話題にはなっても、それだけですがな。ガチャコン駅長が登場したからって、じゃあ近江鉄道に乗ろうということにはなりませんから」
ううむ。
厳しいのね。

近江鉄道沿線の駅には無人駅も多い。
日野駅はそうではないが、時間帯によっては無人駅となる。
現にこの日、朝は駅員がいたが、夕方の18時過ぎは、駅員室のカーテンは下りていた。

打ち捨てられたような駅。
それでも、何十年も地域を走り続け、地域の人々を運んできた歴史による風情は残っている。

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