すじ肉を使う試食メニュー

すじ肉を使うメニューの仕事がまた入ってきた。
もう嫌だわん。

すじ肉は美味しい。いい出汁(だし)が出るし、とろりと煮込むと、舌の上で美味が華麗に舞う。
もっとも、そこまでの味レベルに到達するには、当然ながら時間がかかる。
つまり、スピードを要求される試食メニューには向いていないのだ。

こういうデモンストレーションを企画し、実践に向けて活動するのは、大半が自らは調理経験が限りなく乏しい男性か、オス化したワーキングウーマン(既婚者でも家事労働はほとんどしない人もいる)。
情報と理論だけ、ズバリ言わせてもらえば、アタマだけでデモンストレーションをとらえているのだ。

もう嫌だわん。

時折、こういう業務の実務面では無知にして無能(失礼)な人の指示下で一連の作業を遂行しなければならない我々の立場。
考えてしまうことがある。