しぼりたての牛乳。

今日は、近畿の某高級住宅街にあるスーパーで、お高い系牛乳のデモ。
今までの体験から言えば、場所が場所だけに、販売はそんなに難しくない。

何といっても、お客様の服装からして、庶民派スーパーに足を運ぶお客様とは違いますからね。
あの牛乳のお値段に対する感覚も、庶民派スーパーのお客様と同じであるはずがない。

もっとも、子どもの頃から「しぼりたて」の牛乳を飲んでいた「庶民派」の私は、
「あれぞ牛乳なんだよ」
と、声を大にしてアピールしたい。

さらに、
「ミルク本来のパワーも生きている。それを考えたら、庶民であろうがなかろうが、あれは決して高くない」
とも。

いつの頃からだろう、牛乳が大量に店頭でさばかれるようになり、比例するかのように、風味に「手絞り感覚」が失われていったのは?
ぶっちゃけ、牛乳は薄くなったのだ。
まあ、これは時代の流れだぅたのかも知れないし、これはこれで、牛乳の大衆化に貢献したのだろうけれど。

なお、酪農とはほど遠い地域で、しかも豊かな家庭で育ったわけではない私が毎日しぼりたての牛乳を飲むことが出来たのは、両親の配慮意外のなにものでもない。

未熟児で生まれたこともあり、小学校低学年まではとても身体が弱かった私。学校も休みがちで、登校しても体育の授業にもついていけない時が多かった。
「どうか少しでも丈夫になるように」
と、両親は、近所の乳牛を飼っていた農家にお願いし、毎朝しぼりたての牛乳を私に飲ませてもらえるようにしたのだ。
よくぞ貧しい家計をやりくりして、、、と、今なおとても感謝している。

写真は、最初に台湾に行った時、コンビニで買い求めた牛乳。
コクのある濃厚な味は、まさに牛乳だった。

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