店名。漢字からカタカナ表記が増え、外来語も多くなった。

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(注)11月18日に書いた記事。

 

昨日の漢字に関する記事を書いていて、思い出した。
「読みにくい漢字で書かれている店名は、リニューアルなどを契機に、ひながなで書き直されるケースが多いなあ。平◯堂安曇川店もリニューアルオープン後は平◯堂あどがわ店となったし」。


これは、単純に、読みやすさをねらってのことだろうね。実際、安曇川と正式な漢字のままでは、その土地以外の人には
安曇川って、何と読むのかな?」
と感じられることが多かったと思うし、となると、店名の浸透度にも影響してくるからね。


似たケースは他にもある。
漢字をひらがなにするのでなく、店名を略したりね。
やはり平◯堂比叡山坂本店が、現在では平◯堂坂本店となっているように(「比叡山坂本店」だった頃、私は比叡山はひらがなで書いていた。漢字、難しいんだもん。書いていると手がだるくなってくるし)。


店名ばかりではない。
中華人民共和国みたいに、国家規模で文字を略字にした場合も存在する。
我が日本も、終戦を境にかなり漢字は易しくされたね。


反対に、カタカナ文字の外来語が大幅に増えてきた。
「ここは漢字やひらがなでいいんじゃないの?」
という場面でも、カタカナ外来語が使われている。
この傾向は、ネット社会に入ってますます顕著になり、店名にもカタカナ外来語があらわれるようになった。


先の平◯堂およひそのグループ店舗にも、店名にカタカナ外来語をつけているところがある。
その一つが福井県にあるベル店。
どうして「ベル」とつけたのかな?


写真は、そのベル店で買って帰った、かの地の郷土料理の一つ、「たくあんの贅沢煮」。