宿泊するもう一つの楽しみに、「早朝散歩」がある。
例えば、京都内陸部にある福知山からさらに入り込んだ地の店舗に
二日はいる場合、「始発出発・終電帰宅」を繰り返せば連続勤務は
可能だけれど、当然ながら、身体に、そして精神にも大きな負担を
与える。それくらいなら、現地宿泊して睡眠をたっぷり取り、翌日
は早起きをしてホテル付近を散策するくらいのゆとりを自分に持た
せた方が、疲労が少ないぶん、仕事もうまくいくのだ。
特に「早朝散歩」は、仕事に向かう時のパワーアップはもちろん、
段取りの効率化にも効果がある。
よく、「朝にジョギングをして出勤するサラリーマン」が雑誌など
に紹介されているが、私見では、ウォーキングでも充分だと思う。
とにかく、仕事であれ勉強であれ、集中しなければならないことに
取り組む前、軽く身体を動かす行為が大切なのだ。
現場が遠方の場合、現地宿泊すれば、それは楽に出来る。
写真は、大和八木市内のホテルに宿泊した際の「早朝散歩」で撮っ
たもの。
こういうスタイルの民家が立ち並ぶ一角にホテルはあり、「異郷」
ならではのたたずまいに直に接しただけでも、気持ちは整えられ、
エネルギー補充につながった。
あいにく小雨がぱらついており、空は屋根にのしかかるようにどん
よりとしていたが、一時間ほどぶらついてきた。
