遠方勤務~各駅停車と特急

今日から二日連勤。
うち1日は、京都府内ながら日本海側に位置する舞鶴
特急の使用が認められなかったら我が家からは3時間半以上かかるところで、その場合は相応の遠方手当が出る。

そりゃそうだわな。始発で出発は、早起きの習慣がある人間にはさほど辛くないけれど、そのあとの各駅停車の乗車はこたえる(始発出発の場合、ほとんどの電車は各駅しか走っていない)。
電車にしろバスにしろ、基本的に乗り物に乗る行為は人間の身体に負担を与えるものだが、特に各駅停車の場合は、走る乗り物の感触に身体が慣れかかったところでバタンと止まって又ふりだしに戻るという繰り返しだから、身体はなかなか乗り物のリズムが掴めない。
しかも、各駅停車は、やたら急行待ちとか対向列車待ちが多く、ますますバッドリズムの中に。
こんなわけで、三時間あまり乗車した時点で、身体はもうかなり疲れている。

ただ、想うのだ。
仕事がひかえていなかったら、このチンタラチンタラした各駅停車の乗車も楽しいだろうなあと。
ゴットンゴットンと揺られながら、窓を流れ行く異郷の景観を、ゆったりと眺める。
駅に停まるごと、前の停車駅とは違う風、音、空が迎えてくれる。
空気がひんやりしてくると、ああかなり山場に入ったんだなあとわかったりして。
ああ! 本当にこれから7時間に及ぶ立ち仕事が待っていなかったらねえ!

あ、今回の舞鶴行きは特急を使うよ。
時代の推移か。かつてとは違い、「行きも帰りも特急使用オッケーです。ただし遠方手当は半額ですよ」というメーカーが増えた。
商品の販売数を考慮すれば、これはメーカー、派遣会社、デモンストレーター、いずれににとっても良い選択だと感じる。

写真は舞鶴名物の濃厚な味噌チャンポン。

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