刃物を使って皮を剥かないといけない果物は、いまどき敬遠?

今日は、大阪府北部のスーパーで、キウイフルーツのデモ。
猛暑の影響で、果物なら喉ごしがさっぱりした水気の多いものが好まれることもあり、よく試食が出てよく売れた。

それにしても、キウイフルーツも、すっかり日本人にお馴染みの果物となったね。大ベテランの同業者によると、20年くらい前は、デモをする地域によってはキウイフルーツをご存じないお客様(主に高齢者だが)もけっこういたそうな。

ふうむ。ここいら、アボカドが日本に受け入れられる過程と似ているかな。アボカドは、私が二十代前半だった頃に「森のバター」なる宣伝句と共に日本に入ってきて、口中での触感がマグロの刺身に似ていたので、たちまちトリコになる人はなったのだが、そうでない人にはねえ、、、。

ところで、何年前か、フルーツ界ではある現象が起こっていると語った、某店の果物担当者がいる。

「包丁や果物ナイフを使って皮を剥かないと食べられない果物、例えば梨や柿が敬遠されるようになってきているんですよ」

彼女はさらに続けた。

「(包丁や果物ナイフで皮を剥くのは)面倒なのかも。りんごは皮ごと丸かじり出来るし、桃やバナナやみかんなら手で皮が剥ける。アボカドも両はしこそ刃物を使って落とさないといけないけれどそこから先はやはり手でも剥けますよね。メロンやキウイフルーツやスイカは切った後はスプーンですくって食べることが出来る」

ううむ???
つまり、刃物使いの未熟さと、梨や柿が売れなくなっていること、関連している?

またもや、ううむ?

手先が不器用で、還暦を過ぎても包丁がうまく使えずスライサーやチョッパーに頼っている私は、面倒云々ではなくうまくカット出来ないからキカイに頼っているのだが、ううむ、、、。

このテーマ。同じようなことで悩んでいる人は多いと思う。
次回につなげたい。