過疎地へのタクシーは行政が支援しては?

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前回での記事で書いた、某山中にある現場に向かうために乗ったバス。 
繰り返しになるが、行きも帰りも、道中、人間にはバスの運転手以外には会わなかった(代りに? 野生のサル、ウサギ、リスには会った)。


このバス、1日に数本しか走っていないそうだが、これとて、絶対に市が財政援助しているよね。


鉄道が通っていない地でバスがなかったら、車を運転出来ない住人は本当に困る。
どこか具合が悪くなったり怪我をしたりしてもすぐには病院で診てもらうことが出来ないし、地元の店では調達出来ない買い物もあるだろう。


もっとも、そのバスすらなくなった地域もある。
財政援助していた市が、諸般の事情からそれを打ち切ったのだ。
となると、非運転者にとって後はタクシーしかアシがない。


ここで、行政の出番だと思う。
バスにしたように、タクシー会社に何らかの支援をするのだ。


タクシー会社だって、利益を得ないと会社自体を運営できないのだから、採算が合わない地域へは配車を見合わすだろう。
でも、そんな地だからこそ、タクシーを必要とする人は必ずいる。
そこを行政がフォロー。
タクシー会社の利益を保証するのである。


これ、不可能なのかしら?


写真はわが故郷を走るバス。
超過疎地となったわが故郷は、民間のバス会社はとうに手を引き、後をついだ市営バスも根を上げて廃線
そこを地元のタクシー会社が、市の援助を受けて、細々と走らせてくれている。