昨日に遭遇した、滋賀県でのタクシーの予約拒否の件。
繰り返す。
数年前までこんなことはなかった。
いろいろと調べたら、まあ、単純に利益の問題。
予約は、利用者には便利だけれど、タクシー会社にしたら乗務員も時間も拘束される割には利益の薄いシステム。
しかも、
「ここへ迎えに来て」
と予約した場所が遠方だったら、なおのこと。
そこに行くまでもガソリン代もろもろの経費がかかるのだからね。
それでも、少なくとも数年前まではタクシー会社も何とか経営がまわっていたのだろう。
まわっていればこそ、経済効率が悪い予約を拒否する必要もなかったのだ。
ここいらから推測出来る。
タクシーが乗客の予約拒否をするケースが増えてきたということは、タクシー会社を取り巻く環境がずんずん悪化してきているということだ。
これは、「滋賀県のタクシーだから」ではないはず。
残念だけれど、滋賀県内で駅からタクシーで行かないといけない現場は、依頼が来ても今後はなるべくお断りするとしよう。
バスなどの公共の交通機関が極端に不便なこの地域。
下手をすれば帰宅出来なくなり、最悪の場合、仕事を終えた店舗の駐車場かどこかで夜を明かすことになる。
なお、バス路線が廃止された地域に住む車を運転出来ない人にとっては、タクシーは必須。
利益面での理由であれば、ここは1つ、行政が動いてもよいのではないか。
この辺りで仕事をする時もタクシーは必須だ。