残念ながら、タクシー、もう利用しない。

登録している派遣会社3社にお願いメールを送った。


「今後は、タクシーでしか行けない、ないし限りなくそれに近い現場は外して下さい」と。


3社のうち2社からは即座に理解の反応があった。


私は僻地に行くのを嫌がってはいない。
電車なりバスなり、公共の交通機関が通っていれば行けると伝えている。


例えば、10年以上も前、滋賀県を基点に関西から北陸地方にかけて幅広く店舗展開しているチェーンの某店に行ったことがある。


JR◯◯駅からバスで35分ほど走った山中にある店。
行きも帰りも、運転手以外の人間には1人も会わなかった。
バスが走っていく前方を、音に驚いた野生のサルやウサギ、リスが、ぴょんぴょんと横に飛んで逃げて行くのだ。


また、やはり、10年以上前、国民的な乳酸菌飲料の宣伝販売で、兵庫県の上郡からちず急行なるカタツムリのような単線電車に乗って、何とかという駅で降りたことがある。
駅は無人で、壁にはイモリだかヤモリだか、そういうのがビッシリ張り付いていた。


こんなところでも、バスなり電話なりが通っていたら、私は行く。


タクシー乗車で行けるところも、かつてはそうだった。


でも、今年に入ってからは状況が違ってきたやね。
「その地へは車を走らせていない」
「土日は予約を受け入れておりません」
「夕方は予約お断り」。
あげく、公のタクシー協会にクレームを入れたら
「うるさい客だ」
と、ブラックリスト入り。


とは言え、これって、給与のほとんどが歩合であるというタクシー運転手の待遇からして、問題が発生しているね。


繰り返す!
末端の人間が何を言ってもアカン。
それでも粘り強く訴えなければならないんだろうが、そこまで争う体力も気力も今の私にはない。


ならば、こちらから、タクシーさんバイバイなのだ。
再び繰り返しになるけれど、本当はとても残念。