住んでいる地に鉄道が通ると言うことは。

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日曜日は、奈良県内の某ベッドタウンで、北海道産牛乳のデモ。


振り返れば、私がこの仕事を始めた2004年。この周辺の店舗で仕事をするのは、交通面でやや大変だった。大阪のコスモスクエアと奈良の学研都市登美ヶ丘を結ぶけいはんな線がまだ開通しておらず、生駒駅からバスを利用するしかなかったからだ。


やはり、その地に鉄道が通るということは、「便利」への大いなる近道であり、ひいては「繁栄」にむすびつくのよねえ、、、。
産業にしろ経済にしろ文化にしろ、ヒトとヒトが交わってこそ栄えるものであり、鉄道はそのヒトとヒトとを迅速に、しかも大量に運ぶ。
結果として、多種多様なマッチングの機会を提供するのに一役買っているわけだ。


悲しいかな。
車内収容能力と走行可能距離に限界があるバスは、一定数のヒトを極めて限られた範囲にしか運べない。
鉄道のようなわけにはいかないのだ。


宣伝販売を長年やってきて痛感しているけれど、バスやタクシーでしか行くことが出来ない地は、例外なく過疎が進んでおり、住民の高齢化や人口減が問題になっているもの、、、我が故郷みたいに。


鉄道が通る地と通らない地。
この違いはどんな理由によるものだろう?
地形?
人口密度?
素人には、わからない。


写真は、帰り道、今日の現場の最寄駅で写したもの。