うちの商品はええねんでー

一昨日の投稿で、綾部(京都)にしろ八尾(大阪)にしろ平群(奈良)にしろ、過去に学校や職場でつながりがあった人がいた、と書いた。そして、彼らが一様に「うちんとこ(綾部、八尾、平群)はエエとこなんやでー」と語っていたとも。
これって、単純にすごいと思わない? 自分の出身地や居住地を、おそらくは良いも悪いも含めて「ありのまま」に認め、胸を張ってひとさまに語ることが出来る。
ある意味、とても羨ましい。

実を言うと、私たちデモンストレーターの仕事も、基本的にはこうでなければならない。
どんな商品にも長所もあれば短所もあり、どちらの面も熟知した上で、「うちのこれはエエ商品なんやでー」と、自信を持ってデモし、お客様に購入を薦めることができてこそプロ。
簡単そうで難しい。
まして、売上実績を伴うとなると、なおさら。

ただ、仮にお買い上げされなかったとしても、お客様の潜在意識に、デモンストレーターのポジティブな態度と「エエねんでー」のセリフは必ずや残る、、、ちょうど私が十五年前に某派遣会社から綾部での仕事を打診された時、
綾部出身の学生時代の同級生が「綾部はいいところだ」と懐かしそうに口にしていたのを思い出し、「遠いけれど行ってみようか」と依頼を受けたように。

何事もプラス面を見る。
これを心がけたい。

写真は、鎌倉時代の名僧、一休の像。
とんちで知られるこの僧ゆかりの地で、今日は仕事だ。

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