自分の住んでいる地が陸の孤島になったら?

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考えてみた。
もし、自分が住んでいるところが、交通機関の「合理化」の名目のもと、ジワジワと行動範囲を狭められ、結果、陸の孤島になってしまったら?


私なら、残念だけれど、そこを出て行くと思う。
電車やバスなどの交通手段も含め、店も医療機関も多い、いわゆる「便利な地」に越すのだ。
幸い、それが出来る環境に、私はいる。


もっとも、そうはいかない人も少なくないだろう。
仕事のこと、家族のこと、親戚のこと、田畑のこと、お墓のこと、、、その他もろもろの事情で。
その地に長く住んでいるということは、それだけ良くも悪くも「しがらみ」が多いということなのだ。
これを、スパッと切ってしまえるほど、人間は単純ではない。


また、単純に
「生まれ育った地で暮らし、死んでいきたい」
と願う人もいるだろう。
わけても、70歳、80歳を過ぎて異郷に移住することは、大きなストレスを伴う。


ううむ、、、、、、。


こうして、村が、町が、消えて行くんだな。
わが故郷も例に漏れない。
あと30年後、わが故郷はもうないだろう。


とは言え、私は、表向き故郷を捨てた人間。
いまさら惜別感に浸ったり、感傷を抱いたりする資格はない。

 


写真は、滋賀県近江鉄道沿線にある日野駅
近江鉄道沿線にも、過疎化が進んでいる地域、あるね。
ハイキングや史跡巡りで行くには楽しくても、いざそこに住むとなると、、、。