子育てに対する評価が低すぎる。

f:id:ellenyannyan:20200327222026j:image

 

木曜日の午後から、娘宅へ育児支援に行っている。
娘婿が仕事の都合で木曜日から土曜日まで家に帰れなくなり、6歳、3歳、8ヶ月の3人の子どもを娘1人でみる、すなわちワンオペとなったため、SOSが入ったのだ。


コロナ影響により、なるべく自宅で過ごそうとのことだが、エネルギーがあり余る子どもには酷な話。
ストレスがたまり、ほんの些細なことからきょうだい間でケンカとなり、あげくどちらも泣きわめく。
それをいさめる大人のエネルギー消耗もハンパではない。


昨日午後から今日の夜にいたる1日と数時間でも、阿鼻叫喚の中に過ごした感じ。
加えて、小さな子どもは、時に大人の予測を超える言動に走る。
今日も真ん中の子のスーパーでのエスカレーター上でのまさかの動きに真っ青になり、咄嗟に抱きかかえて難を逃れた。
運が悪ければ大事故になったかも。


ヘトヘトに疲れる。
中高年の男性の中には、保育士の仕事を
「子どもと遊んで金がもらえるんだから結構なものだ」
と軽んじる人がいるらしいが、そういう御仁、一度ご自分の子どもなり孫なりの世話を1日でも引き受けたら良いと思う。


朝、起こして、着替えをさせ、パンと牛乳とウィンナーと果物だけであっても朝食を食べさせ、トイレや歯磨きなどの見繕いをさせて公園に遊びに連れて行き、帰宅したら昼ごはんを作って食べさせ、昼寝をさせ、、、と、まあ、やってごらんなさいな。
ほとんどの御仁は、会社で仕事をしている方がずっと楽だと認めるはずだ。
そもそも、子どもは、損得とか貸し借りとか、そういうものでは動かないからねえ。


この国では子育てに対する評価が低すぎると、心より思う。
だから、いくらコロナ感染を防ぐ目的があったにせよ、「突然の休校」などという指示をオカミが発令し、そのツケを学童保育所に丸投げするのだ。


まあ、これは、日本に限ったことではないかも知れないけれど、、、。


写真は、我が孫たち。