店名が変わるということは、、、

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日曜日は、某地域にある大型ショッピング・センター内でのスーパーで仕事。コロナ前は「アピタ」だった店名が、コロナが明けたら「ドン・キホーテ」に変わっていた。

 

店内に足を踏み入れるや
「ん?」。
試食品を作るべく準備を済ませて売場に立つや
「ん? ん?」。
13時半からの昼休憩前、それまでの試食品作りに使った材料を精算するためにレジに並ぶや
「ん? ん? ん?」。

 

そうなのだ。アピタだった時とは、店の雰囲気をはじめ、商品構成など数々の細かい点が違ってきている。

 

こういうことなんだね、店名が変わるということは。
単に店の名前がチェンジするだけではない、、、場所もお客さんの層も変わりないのに。

 

それにしても、「ドン・キホーテ」の名称が、スペインの作家セルバンテスが書いた小説のタイトル、ないしその主人公の名前であることを知っている人は、21世紀の現在、どれくらいいるのか。
騎士道物語を読み過ぎたゆえに現実が見えなくなったドン・キホーテの冒険をえがいたあの大作は、風刺が効いている一方で悲哀を持って語らずにはいられないものであり、児童向けのダイジェストや漫画でもよいから、現在の日本人にもっと読まれてもよいのでは?

 

写真は、その「ドン・キホーテ」の初版(public domain)。