もっとも、かさかさしても、何も変わらないしなー。
これからツタヤに行き、原節子主演の映画を何作か借りてこよう。
理由は、美しい日本語に触れ、心をリフレッシュさせるため。
しまう。
何の本で読んだのだったか。
「古池や かわず飛び込む 水の音」
という有名な俳句をアメリカから来た留学生に読んできかせたところ
「古い池にカエルがジャンピング! オオ! 僕も子どもの頃は弟と池でよく泳いだものさ」
と返ってきたという。
この返答を
「だから、外人はガサツなんだ。日本人のように繊細な心を持ち合わせていないんだ」
と決めつけてはいけない。
日本人でも
「古い池にカエルが飛び込む? それがどうした? カエルなんだから当り前じゃないか」
ととらえる人は大勢いる。
同じように、外人でも、うたごころがある人は、日本人とはとらえかたは違うだろうけれど、古池
に飛び込むカエルの情景をもっと情緒豊かにとらえるだろう。
結局は感性。
で、この感性というヤツ、天性のものもあるが、多分に普段からの心がけのたまもの。
美しいものや尊いもの、よいものにつとめてふれておけば、感性も高まる。
この感性が、邪悪なものへの免疫力となる。
いやなお客さんや体験、ストレスは、この感性という名の免疫力で体内に入っても跳ね返すのだ。