コンビニ好きだからお金が貯まらない???

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昨日は近場の太䅈で仕事。
正直、午前中は身体がだるかった。
前日の福知山行きがこたえたのではなく、おカネのことで、頭が
グルグル。
五月の娘の結婚直前に散財し、そのツケが今になってまわってき
たのだが、
「27日のクレジット引き落とし日までにどうやって都合しよう?」
と、気になってならなかったのだ。

昼の休憩時間に、銀行と郵便局の通帳を取り出し、携帯に付いて
いる電卓で細かく計算。
手帳にこれから入金されるはずのギャラや仕事で必要な立替金額
も書き並べ、プラスとマイナスを交互に押し続けた結果、ギリギ
リで何とかなると判断。
ホッと胸をなで下ろした。
「午後から頑張れる!」
ああ!
人間って現金なものね。

節約評論家、丸山晴美が雑誌の節約特集で書いていた。
「自分へのプチご褒美が多い人はお金が貯まらない」。
まるで私のことを言われているみたいで、思わず身を縮めた。

冷静に顧みて、私は
「大きな買物はしないけれど、どうでもいい小さな買物をする頻
度が高い」人間だと思う。
現場に向かう途中、「カツをいれるため」と飲むレモン飲料。
「少しおなかがすいた」とかじるビスケットやチョコレート。
仕事が終わり、ほっと一息つきたくて求めるコーンスープやラテ。
いずれも、私にとっては「自分へのプチご褒美」で、一回一回に
使う額は大したことはないものの、積み重なると侮れない数字と
なる。

「プチご褒美」に切っても切れない
のが、コンビニの存在。
「石を投げればコンビニに当たる」と言われている日本。
どんな僻地の現場に行っても、コンビニはある。
つい、寄っちゃうんだな。

コンビニの扉を開ければ、もう罠に
かかったタヌキかキツネ。
しょーもない「プチご褒美」を買ってしまう。

この話を、メールである仕事仲間にしたら、
「わかる。わかる。電車とバスの待ち時間が空いたりしたら、つ
い近くのコンビニに入るね。真夏や真冬は外にいるのが辛いから
特に」
「現場までの道順を尋ねる時は、まずコンビニやね」
「日報を仕事日の翌日の午前中までに派遣会社にファクスせなあ
かん場合があるやん。その翌日が始発に乗らないと現場に間に合
わないほどの遠方やったら、朝はバタバタしていて、とても家か
らは送られへん。現場に向かう途中のコンビニからとなる」
などなど、返ってきて、皆さん
「入ったら、お金を使ってしまう」
と、嘆いていた。

とは言え、コンビニがなくなったら、私たちは困ることが多い。
傘や生理用ナプキン、ボールペン、切手、その他、とっさに入り
用になっても、どんな時間でも対応してくれるからだ。

コンビニ。つきあい方を考えねば。

ついでに。
私はかつてコンビニで働き、それなりの体験も得たせいか、コン
ビニにある種の思い入れを持っている人間でもある。