ストレス発散には読書

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十月の最終のウィークエンドに懸念された、ともに大型台風のダブル上陸は、幸いにもここ関西地方にはさほどの影響は及ぼさなかった。
当然ながら、デモンストレーションは予定通りに敢行。相応のギャラも入ってきた。
にもかかわらず、「しかし」なのである。

担当した商品(スープ)があんなに高価格だとは!
一人前198円である。
スープは一般に試食(試飲)が多く出る。立替金もかさむ。おまけに、今回担当したスープは「具だくさん」(それを売り物にしている)なので、スープっぽく見せるためにはある程度の量をカップに注がねばならず、試飲スープを作っても作っても、すぐになくなる(おまけになかなか売れない。そりゃあ値段が値段だもの。確かにレストランのスープみたいにコクがあるし、レンジ対応だからすぐに出来るのは利点なんだけれどね)。
かくして、二日間のデモが終わった後の我がガマ口には、硬貨だけが数枚。
帰路につくべく、店の従業員出入り口を一歩あとしたその瞬間から、胃が咽び泣きを始めた。

ストレスは、まず、自分の身体の中の一番ヨワイ部分にくる。
放っておくと、慢性化するから、すみやかに取り除かねばならない。
美味しいものを食べたり、ゆっくりと風呂に入ったり、好きな音楽を聴いたり。
私の場合は、読書だ。

これが、今回、ややいき過ぎた。
連続勤務が明けた昨日は、一日中、偏頭痛。
目と脳の疲れね。

とはいえ、人のざわめきも車のクラクションも街中にあふれるさまざまなミュージックにも無縁な山中で一人ページをめくる快感は、頭痛の苦しみを補ってあまりあるものだ。