歯医者通いも「千秋楽」

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四月初めからの歯医者通いも、芝居興行に例えたらいよいよ千秋楽。涼風が吹く頃には、もう行かなくてよいはずだ。

繰り返す。
「歯科医過剰時代で歯科医院の儲けが減っている今日日。うまいこ
と、あちらに引っ張られてるんとちゃいます?」
我が家の真向かいに住む奥さんは語った。
「この際だから徹底的に治しましょうなんて、人間、誰かて叩いたらホコリが出ますがな。歯かて同じ。キリがない。痛いのがおさまったら、もうこちらから行くのをやめないと」。

引っ張られたかどうかはともかく、治療をしてもらっている最中で、
「ああ、時代だな。歯医者も何も変わって行く」
と感じたことは、幾度かあった。

その一つが、「パーッとやったらある線まで治療出来るところを数度にわける」こと。

これねえ、別に診療側が患者を引っ張っているんじゃなく、歯科医療報酬の点数システムが従来と変わった結果なのよ(歯科助手をしている知人に聞いた)。
決まり上、そうしないといけないわけ(しかし、何ですな。そのことで一番負担が重くなるのはだあれ??? それを考えたら、どんな理由でシステム変更したの?)。

あと、上から目線ではなくなったね。
ホンマ、患者「様」やわ。
かゆいところに手が届く親切さ。
歯医者にお世話になったことはこれまで五回か六回。前回は十年ほど前という私でも、そう感じる。

ともあれ、早くすっきりしたいな。

写真は福知山名物のげんこつ漬。これを買うのを楽しみに、遠い福知山まで仕事に行くようなものだ。