仕事の身だしなみ~モチベーションあっ

キャラクターエプロンを着けて仕事をしていたら、「身だしなみがなっていない」と、そこの店の担当者に厳しく注意された同業者。
話を聞いていて、ふと勘ぐってしまったのだけれど、その彼女を叱った担当者自身は、果たして「身だしなみ」は万全なのかしら?

と言うのは、職業柄、いろいろなスーパーマーケットやディスカウントショップをまわっている私は、かなりの頻度で、こびりついた垢でテカテカ光っているエプロンやジャンバー(どちらも制服)を身につけていたり、表面はもちろん紐の部分まで薄黒く変色してしまった靴(スニーカー)をはいて仕事をしている店舗従業員を見かけるからである。

こんな人たち。きっと滅多なことでは、エプロンも上着も靴も洗わないんだろうな。
「生鮮品を扱うのでなかったら、別にいいんじゃないの?」
とおっしゃる方もいるかも知れないが、冷静に考えて欲しい。
スーパーマーケットやディスカウントショップ従業員は、日用品や衣料などの部門に属する者を除けば、全員が食品=口に入るものを扱っているんだよ。
不潔ったらしい服装、靴、髪型、化粧は絶対にダメ。
ついでに、そのような従業員を指導しない上司もダメ。
「お客様第一を掲げるなら、まずは、あなたやあなたの一部の部下のダーティーな見かけを改善しなさいよ」と突っ込みたくなる。

それにしても不思議。
エプロンやジャンバー、白衣、作業着等々、制服は店側で定期的にクリーニングに出されるよね? だとしたら、汚れが目立つ前に回収されるはずなのに、、、。

と首を傾げていたら、同業者の一人から情報が入ってきた。
「又聞き。今日日は、制服のクリーニングは、経費節減の名目のもと、個人にゆだねられている場合が多いねんて」。

アラァ、、、。

だとしても、オフ日に自分たちの洗濯の中に仕事着を放り込んだらいいだけの話。
そんなに負担ではないのではないかな。

仕事の身だしなみ。もう一度、見直しましょ。
キャラクターエプロンがどうのフリルエプロンがこうの云々の形式の身だしなみではなく、お客様に不快感を与えない、最低の身だしなみ。
これは、仕事をする者の「気の引き締め」にも繋がるはず。

きちんとした身だしなみで仕事をスタートする。
ここから、モチベーションは違ってくると思うよ。