身だしなみ~制服

さあ、身だしなみネタ。最終である。

昨日の現場は、滋賀県中部にある大型店。ここにも、制服のエプロンやジャンバーが垢で薄黒く光っている従業員が少数ながらいたので、帰りの電車の中で同業者にその話をしたところ、こう返ってきた。

「もう洗っても落ちへんレベルまできているんとちゃうかな、、、あそこくらいの規模の店なら品出しの数が半端やないはず。そん時に段ボールでエプロンを擦ったりして、汚れるんとちゃうか」。

ふうむ、、、。
それならそれで、汚れが目立ちにくい色合いのエプロンやジャンバーにしたらいいのに。
「いやいや。(スーパーの)本社がそこまで考えるかいな。従業員の制服なんか、はっきり言って何でもエエと思っとる」。
これも、ふうむ、、、。
個人的に、決してそんなことはないと感じる。
制服は、休みの日をのぞけば、1日のうちの仕事をしている時間はずっと着ている服。何でもいいはずがない。

ここで、磐城のハワイアンセンターの逸話をご紹介。

経営不振に陥った当センターの現社長が、社長就任直後に手がけたのが、清掃スタッフの制服の変更。それまでの、いかにも清掃人といった感じの制服を、アロハシャツとグリーンの帽子という、ハワイを連想させるカラフルなものに変えたのだ。
「清掃スタッフは、お客様が当センターに到着して真っ先に目にするスタッフ。すなわち、当センターのイメージそのものの大切な役割。そのことを具現化する意味で制服を一新した」。
結果、清掃スタッフは、「社長が私たちを気にかけて下さった」と感激し、スタッフ間のモチベーションは大いに上がったとか。

制服一つでこんなに変わるのなら、社員が
「この制服、大切にしたい」
と願う制服を(スーパーの)本社が作るのも手。
そんな制服は、きっと、授業員たちのブランド志向を満足させ、ひいては売上にも繋がることだろう。