女性こそ「お一人様力」をつけよう!

オフの今日も昼前から湯船にゆったりと浸かり、風呂からあがった後は焼酎のレモン水割を飲みながら(!)文庫本を二冊読破した今、真実リラックスした幸せな気持ちでブログを書いている。
私って単純な人間。
ほろ酔い気分にさせてくれる低アルコール飲料と活字があれば、十分なのよ。

さて。
デモンストレーターの仕事に就いて良かったと感じることの一つに、一人でどこへでも出かけられるようになった、ということがある。

これは、背伸びして口にしているのではない。誇張なく、現在の私は、国内なら北海道から沖縄まで、どんな離島であろうと山奥であろうと、船なりバスなり、とにかく公共の交通機関が通っているところなら一人で行ける。
いや、海外でも、治安の良いところなら一人で行ける。
携帯の音声アプリも充実したこの時代、後は義務教育程度の英語がわかれば、言葉の違いはさほど重きを為さない(少なくとも旅行レベルなら)。

まあ、生活に追われて「稼ぐこと最優先」だった頃は、毎日、主に関西一円ではあったがその日その日で異なる地の異なる現場に立っていたからね。
例えば、昨日は福井県敦賀、今日は奈良県の生駒、明日は大阪の本町、というふうに。
交通手段は、仕事を紹介してくれる派遣会社が調べて提示してくれることもあったが、私の場合は基本的にネットを利用して自分で調べていた。
嫌でも交通手段に詳しくなるし、時折降りかかるハプニングへの対応も含めてそこへ行く行為を繰り返すうち、一人行動にも慣れてきた。

慣れ。慣れなんですよ、一人行動も。
そりゃ、時には途方に暮れたり、頭がパニクることもありますよ、、、電車が突然の天災で止まってしまったり、そんな時に限って携帯の電波も届かなくなったり。
それでも、何とかなる。
人間はそんなに弱くない。
非常事態になったらなったで、「あ、とうとう」と妙に落ち着いてしまうところがあるのは、種としての防衛本能か。

一人でどこへでも出かけられるのは、気楽なもんですよ。だって、自分が「行こう」と思い立つや、行動に移せるんだから。
プラス、咄嗟の出来事にも自分で対処しないといけないのだから、判断力や決断力、推理力もアップ。

もっとも、私と同世代か一回り年下の世代までは「女が一人で行動するなんて!」と一般的に言われていたっけ。だから、比叡山で一人登山していた女性が男性に殺害された時、いろいろとマスコミからも暗に揶揄されたのだ。

本当は、男性より長生きする可能性が高い女性こそ、一人行動に慣れる=お一人様力をつけないといけないと感じる。

以後の記事をお楽しみに。