小銭預金

FBでは投稿したことがあるのだけれど、かつて、多額の負債に追われ、年中無休で仕事を掛け持ちして稼ぎ、時に昼を夜につないで働いていた頃、
「これなら、私でも出来る」
と、実践していた預金法に、小銭預金がある。

1日の終わり、財布に残っていた小銭を預金箱に放り込むだけ。
それをもきつければ(私たちの仕事は現場までの往復交通費と立替金が必要なので)、休みの日の前日に、財布に残っていた小銭を放り込む。

このおかげで、立替金がかかりそうな仕事の時、派遣会社の支払いが遅れた時(メーカーとの間にいるエージェントからの支払いが遅れたり、システムエラーがおこったりした時は、我々の支払いにも影響が生ずる)、窮地を救われた。
ホンマ、1円、5円と、チャリンチャリンと預金箱に入れていたお金が、助けてくれたのよ。

時は流れ、借金は完済。
でも、お金がいることは、永遠。
だから、小銭預金、まだ続いている。

仕事の立替金や交通費に使うことはなくなったが、孫のためや旅行に使っているのだ。

ついでながら。
二度の台湾旅行、友達とのフィリピン旅行、韓国お一人さま旅やら、今回の上の孫との沖縄旅行の費用は、ここから出ている。
「そんなに旅行に行けるなんて、アナタ、リッチね」
とおっしゃる方もいるが、違うんだよ。

1円、5円のお金をコツコツと貯めた結果なのだ。

イメージ 1