青汁はどんな人に飲まれているか。

青汁ネタをもう少し。

数え切れないほどの青汁デモを担当してきた私の体験では、青汁は、やはりお腹の調子がよくない(主に便秘)と悩む人によく飲まれている。
これは、わかるよね。
青汁は、もともとは緑系の生野菜を絞った汁。便秘を解消するとされる食物繊維はたっぷりと含まれている。

次に多いのが、野菜不足を自覚している人。単身赴任も含む男性や高齢の一人暮らしに多い。
確かに、自分だけのために野菜料理を一品つくるのは、ちょっと手間だわなあ、、、サラダくらいならともかく。

国内外の旅行や出張に持参する人もいる。
ある30代半ばとおぼしき男性は、
「私が仕事で行く国は、町中はともかく、地方では衛生観念が乏しいレストランやホテルがまだまだ多くてね。なまものは、野菜も果物もアブナイんですよ。同僚の1人なんか、ハラをやられて、3日ほどトイレにほぼ座りっぱなしだったそうです、、、。でも、出張中、全く野菜成分をとらないわけにはいかないですから」
と、粉末状青汁を一袋買っていった。その国に滞在中は、毎朝青汁をミネラルウォーターに溶かして飲むつもりだと言う。

介護食に使われているケースも忘れてはならない。
滋賀県中部にある町のスーパーで青汁デモをした時にまとめ買いをしてくれた60歳くらいの女性は、
「おばあちゃんは、もう歯もないし、柔らかく煮ても野菜を噛み砕くことができない。だから、細かく砕いたり、潰したり、裏ごししたりして野菜をとってもらっているんだけれど、生野菜も欲しいよねえ、、、ビタミンC補給のためにも。そんな時、青汁を利用するんですよ」
と語った。
「そのままでは飲みにくいから、牛乳や豆乳、ヨーグルトドリンク、りんごジュース、オレンジジュースなんかで割るんです。味に変化もつくしねえ」。

また、青汁を加えたホットケーキやパン、クッキーなどを手作りして、便秘症の子どもに対応しているお母さんもいた。

あと、個人的な体験では、青汁チューハイや青汁スープ、青汁ミルクセーキなども、案外とイケる。

「マズい」と先入観を持たれ、敬遠されがちな青汁。
それなのに、必要とする人はたくさんいる。
面白いものだ。

写真は、やはり以前に住んでいた京都市山科区の畑。
皆さん、野菜をとりましょう!

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