あくまで「人によっては」の条件付きながら、クレジットカードでデモの立替金を精算すると、なぜ
「(デモをさせていただく?)お店様に貢献していない」
ととらえられるのか?
答は言わずもがな。
店側にすれば、カード払いされると、実際のカネが入ってくるのは後日だから。
小売に限らず、商売をされたことがある方なら、おわかりだろう。
商品なりサービスなりを提供したその時点で実際のカネが入る。商売人にとって、これは単純に嬉しいばかりか、リスクもない点で、一番歓迎されるのだ。
プラス、クレジットカード使用者への、例えば「全品5%引き」特典などがつく日もあり、こんな日にカードで立替金を払おうものなら、やはり
「(デモをさせていただく?)お店様に貢献していない」
となる。
実際、カードを提示しなかったらついている値札通りの値段になり、そのぶん店は利益が増えるからねえ。
記事を読んでおられる人の中には
「カードを使って5%引きになるのなら、それだけメーカー側も精算する立替金が少なくなるから、ウィンウィンじゃないの?」
と疑問に感じられる方もおられよう。
その通り。
それを百も承知で、「お店様に貢献」なる、自分たちがしたでに出るスタンスを崩さないメーカーは、実は決して少なくない。
これだけ店が増えた昨今だもの。かつてとは異なり、今ではメーカーより店の方が立場が強いのが現状なのだ。
写真は、そば茶。
夏に疲れた胃腸を、温かいそば茶はやさしく癒してくれる。