デモンストレーターとクレジットカード〜その3

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あくまで「人によっては」の条件付きながら、クレジットカードでデモの立替金を精算すると、なぜ

「(デモをさせていただく?)お店様に貢献していない」

ととらえられるのか?


答は言わずもがな。

店側にすれば、カード払いされると、実際のカネが入ってくるのは後日だから。


小売に限らず、商売をされたことがある方なら、おわかりだろう。

商品なりサービスなりを提供したその時点で実際のカネが入る。商売人にとって、これは単純に嬉しいばかりか、リスクもない点で、一番歓迎されるのだ。


プラス、クレジットカード使用者への、例えば「全品5%引き」特典などがつく日もあり、こんな日にカードで立替金を払おうものなら、やはり

「(デモをさせていただく?)お店様に貢献していない」

となる。

実際、カードを提示しなかったらついている値札通りの値段になり、そのぶん店は利益が増えるからねえ。


記事を読んでおられる人の中には

「カードを使って5%引きになるのなら、それだけメーカー側も精算する立替金が少なくなるから、ウィンウィンじゃないの?」

と疑問に感じられる方もおられよう。


その通り。

それを百も承知で、「お店様に貢献」なる、自分たちがしたでに出るスタンスを崩さないメーカーは、実は決して少なくない。

これだけ店が増えた昨今だもの。かつてとは異なり、今ではメーカーより店の方が立場が強いのが現状なのだ。


写真は、そば茶。

夏に疲れた胃腸を、温かいそば茶はやさしく癒してくれる。