チーズに考える

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今日は兵庫県南西部にある地方都市、姫路で仕事。
担当は、昨日と種類は違えど、チーズ。

 

あくまで個人的な所感ながら、私がこの仕事に就いた2004年当時を振り返ると、販売されるチーズの種類も多くなり、チーズに対するお客様の関心度もデモが行われる頻度も、大きく伸びていると思う。

 

理由はいくつか考えられる。

 

まず、グローバリズムの進行。
インターネットの急速な普及もあり、世紀が変わった頃から、チーズに限らずワインでもお菓子でも珍味でも、世界各地の美味しい、かつ珍しい食べ物を一般の人でも手軽に味わえる環境になった。

 

次に、骨を作るカルシウム摂取の重要性が今さらながら提唱され、その流れの一環として、牛乳はもちろん牛乳から作られるヨーグルトやチーズなどの乳製品もあらためて見直された。

 

三に、和食との相性の良さが浸透したこと。
意外に感じられるかも知れないが、チーズは醤油や味噌、わさび、米、納豆など、和の調味料ならび食材とよく合う。
これが、広範囲に知られるようになったのだね。

 

ともあれ、小学校2年生の時に初めて給食に出たチーズなるソーセージ型のものに
「臭い臭い」
と騒ぎ、担任の先生に
「チーズを食べると頭がよくなる」
と言われてイヤイヤ喉に押し込んだ我々の世代からみれば隔世の感がある。

 

写真は、今日の現場の最寄駅、JR姫路駅。