理論と実務が備われば、鬼に金棒

プライバシーがあるから輪郭だけ書こう。

 

親しくなった某店のパートさんに、こう打ち明けられたことがある。

 

「何のかんの言っても大学は行くにこしたことはないね。だって、うちの会社(そのスーパーをチェーン展開している企業)も、大卒は最初は現場にいてもやがて本社や支社の管理部門に行くのに、高卒はずっと現場やもん。最高でも現場の偉いさん。つまり、退職金も含めて収入が違ってくる。同じような業界は他にも多いと思う。やから、私、子どもにはそんな思いをさせたくなくて(パートを)頑張ってんねん。大学の学費のため、稼がにゃ」。


ふうむ、、、。

現場体験が乏しい、でも学歴はある人が、まさしくカネを生み出しているはずの現場を仕切る。

ここがオカシイのだが、この構造は土地の所有による上下関係が始まった頃から変わらないね、、、。


現場の人に教育システムがもっとあるといいね。理論を知るといつもこなしている実務も違ってくるし。

そして、学歴や性別には関係なく、管理職への道を開く。


理論と実務。この2つが備われば、鬼に金棒。

学歴「だけ」より、経験「だけ」より、ずっと強いでしょ。