この火曜日、サティ高の原店で、マルコメ味噌の仕事をした。
もしかして、このブログを読んでおられる方の中で、当日、当店に出かけられ、
「ああ、あのデカ声のおばんか」
と、記憶を新たにする方がおられるかも知れない。
その際、不愉快な思いをなさってたいたり、失礼な真似をしていたら、心より
陳謝。
いや、最近は、と言うより、ここ一年くらい売上にはこだわっていないので、
決して強引な販売はしていないと思っているし、試食だけバッチリしていったお
客さんにイヤな顔もしていない自信もあるが。
ほんま、販売者が商品を売るんじゃない。
お客様の方で買って下さるんだな。
今回、よくわかった。
と言うのは、夕方、自分で決めた販売目標あと一本という時になって、売上が
止まったのだ。
「なんでぇー? でも、こーゆーの、しゃーない時はしゃーないしな」
と思いつつも、中国人でありながら言葉のハンデを超えて日本生命のトップ生
保レディとなった周なんとかさんの手記を読んで感動したばかりだった私。
「周さんは人が100人訪問したら、その三倍はこなした。私もそれでいこう。人
が100人試食を出したら、私は三倍出す」
この精神で、目の前を通る人通る人に、試食を薦めた。
それでダメなら、しゃーないやん。
こう思っていた。
ある60代後半とおぼしき夫婦。
「ふうん。まあまあやなあ」
「出し入り液みそが便利言うても、うちはかつおと昆布でだし取るのが当たり前
やし」
「でも、買うたったら、ええやん。お姉さん、一生懸命、商売してはる」
ご夫婦の気遣いのおかげで、目標を達成出来た。
嬉しくて、涙が出た。
後はリラックス。リラックス。
最終的には自己目標を大きく上回る実績。
買って下さったお客様。本当にありがとう!