ペットフードの推奨販売から見えてくるもの

 今日は、滋賀県彦根にあるアヤハディオのビバシティディオハウス店で、ペットフード「ピュリナ・ワン」の推奨販売兼サンプリング。
 同店のペットコーナーを訪れるお客様に、ピュリナ・ワンの特徴を説明させていただき、サンプル(試供品)を
「まずは、お宅のワンちゃん、ネコちゃんに試して下さいな」
 と、お渡しするのが、主な業務。

 もちろん、お客様とのお話の合間には、ペット自慢も入るし、悩みの相談も入る。


「うちのわんこ、ダイエットしてんねんけど、それ用のフードってマズいんかな? 食べへんねん」
「はあ、それは、人間の場合も同じですよ。牛乳一つとっても、低脂肪の牛乳は美味しくないでしょ。でも、人間は頭で食事をすることが可能。味はイマイチでも、これが身体によいとわかれば、食べます。ワンちゃんやネコちゃんはそんなわけにはいきません。オーナーさんが気をつけてあげるしかないわけです」


「うちの二歳のネコね。生まれて半年の子ネコたちといっしょのゲージで暮らしていて、子ネコが残したフードを食べよるねん。あれってよくないんかなあ?」
「それは、まあ、子ネコちゃん用はカロリーが高いから、大人のネコちゃんは控えられた方がいいですよ。でも、私たち人間だって、我が子が残した食べ物をもったいないと食べたりして太っちゃいますよ
ね……。難しいですね」


 他にも、いろいろ。

 一つ一つ、聞いていると、我が子を心より案ずる母親の姿が浮かんでくる。

 ペットはペットではない。まさに家族。
 息子であり、娘なのだ。