先週木曜日の平和堂甲西中央店での特売日。
やたら声の大きい宣伝販売のおっさんがいて、しかもマイクでがなり立てるものだから、他のマネキン
たちは
「私たちの声が消し飛んでしまう」
と口を尖らせていた。
私も何度か経験がある。
数年前、平和堂京田辺店でハムの試食販売を担当した時のこと。
隣で焼肉のデモをしていたお兄さん二人組がマイクつきでガンガンわめき散らし、大いに迷惑した。
近くにいたチーズを売っていたおねえさんも眉をひそめていた。
とは言え、こういう時は、割り切って他の方法で勝負しないといけない。
マイクと肉声では、最初から結果はわかっているからね。
私は、こんな際には、声でお客様の注目を集めるのではなく、一人一人に試食品を手渡しし、対話を
するように商品を説明する方法をとっている。
これだと、声の大きさは関係ない。
それに、この方式の方が、試食人数に対する商品購買率がアップする。
人を集めるのは大切なことだけれど、はなっから買う気のない冷やかしも集めてしまう可能性も高いのだ。
買う気のない冷やかしイコール試食魔と言えば、大阪北部のスーパーやデパートをバイクで徘徊して
いた黒眼鏡の男は、どうしたのだろう?
ここ一、二年、見かけないねえ。