
続きの続き
予定を変更し、店舗ではなくキオスクで購入した、近江八幡名物の
赤こんにゃく。最近では、味付けしたものや糸こんにゃく型など、
さまざまな種類が発売されているが、私が買ったのは、ごくオーソ
ドックスなタイプ。煮てよし、焼いてよし、炒めてよし、揚げてよ
し、和えてよしと、いちばん応用がきくからだ。
この夜は、近江の郷土料理としても知られる「かみなりこんにゃく」を作ることにした。
レシピは超簡単。一口大にちぎったこんにゃくをさっと下ゆでして
アクを抜き(時間がない時は省略してもOK。じゅうぶん美味しい)、
「こんにゃくは少し甘い目の方がいい」とおっしゃる方は、みりん
を加えられてもよかろう。
味にくせはないが、黒い普通のこんにゃくよりいくぶんか歯ごたえ
があるので、食べた量の割りには満腹感を得られる。
メタボ対策にももってこい。
こんなこんにゃくを、英語圏ではなぜ「悪魔の舌のゼリー」なんて
おぞましい名であらわすのかしらねえ?
もっとも、こんにゃくの一種であるしらたきだけは、パスタの代用
品として、主に「肥満大国」アメリカで人気がある。
ただ、アメリカの人のしらたきパスタの作り方をみたら、びっくり
するほど油を多用しており、ダイエット効果のほどは疑問に感じる。
iPadから送信