宣伝販売業の魅力

明日から、また連続で仕事。

よく聞かれる。
「宣伝販売業(業界用語ではマネキン。一般にはデモンストレーター)の仕事の魅力は何ですか?」。

ううむ。
この職務に就ている人、それぞれ違うだろう。

とは言え、代表的な答はこれかな? あくまで個人的な推測だが。

「自分のライフスタイルの変化に合わせて仕事が調節出来るからいい。私は、旦那が入院したり親の介護が必要になった時には、仕事数を減らしてもらったり、自宅から近い場所の仕事を優先的に紹介してもらったり、どうにもならなくなると、しばらく休ませてもらった。融通がきくんやね。他の仕事ではこうはいかなかったと思う」。

確かに、女性の場合、自分の意思とは関係なくライフスタイルが変わってしまうことは、未だあるからねえ、、、結婚とか、出産とか、配偶者の転勤とか、介護とか。
こういう場合、固定されたシフトを組む会社勤めとは違って仕事を完全に辞めなくても済むのが、私たちの世界(まあ、その代わり、日雇い形式の勤務ゆえ、安定する労務条件は期待出来ないのだか)。

私自身は、仕事絡みではあっても、「いろいろなところに行ける=いろいろな人に会える」と言うことがとてつもなく嬉しく、この仕事に就く第一のメリットだと思っている。
  
プラス、いろいろな景色を眺められて、いろいろな食べ物を食べられて、方言や民話、郷土料理も含めたいろいろな文化に触れることが出来て、、、ここいら、屋台業者などの「移動する仕事」をしている方なら、とてもよくわかって下さると思う。

写真は、大阪は寝屋川にある某店へポン酢の宣伝販売で赴いた時、京阪寝屋川駅を降りてすぐのところに置かれていた、はちかつぎ姫の彫塑。
この姫については、業務終了後にネット検索をかけたところ、寝屋川市の民話として伝えられていることを知った。

さまざまな地にさまざまな風景があり、さまざまな食が生まれ、さまざまなストーリーがある。

それを身体で感じられる宣伝販売。
やはり、イイ仕事だ。

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