リスク回避にもう一つの仕事

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とうとう3月の仕事は1日だけとなってしまった。


この1日もデモを実施するかどうかは未知数。数日前、同じチェーンの某店舗で試飲販売していたデモンストレーターのコロナ感染が判明されたばかりだから。


こんな状態になってくると、あらためてデモンストレーター業の不安定な雇用状況が身に染みる。
「もう一つ仕事を持っておくって、大切だな」
と、心底思う。


実際、デモンストレーターと他の仕事を掛け持ちしている人は多い。


他の仕事とは、自営の他、販売とか飲食とか接客(ホテルや料亭など)とか企業の事務とか介護とか教育関係とか(塾を始め、中学高校大学専門学校で時給制にて雇われている非常勤講師。意外に多い。幼児教室で音楽を教えている人もいる)。
このうち、今回の非常事態でもコンスタントに仕事があるのは、事務職と介護職くらい?


いや、事務職も雇用主が小規模の事業経営者であればわからないな、、、現在では事業の業績自体が芳しくないところが少なくないはずだから、状況によっては、
「会社にいてもらっても仕事がないんで」
と、非正規なら自宅待機させられているかも(そのぶん賃金を払わなくてよい)。


となれば、唯ひとつ影響を受けないのは、介護職か、、、。
実際、ヘルパーとデモンストレーターを掛け持ちしている同業者にメールで尋ねると、
「ヘルパーの方はずっと(仕事が)あるよ」
と返ってきた。
そして、
「ヘルパーもやめなくてよかった」
と。


彼女がヘルパーの他にデモンストレーターもするようになったのは
「ヘルパーは短時間のケアが多く、現場と家を出たり入ったり。移動のための隙間時間が多い。でも、デモンストレーターなら1日8時間は同じ現場にいることが出来るから身体も疲れない」
というもの。
「それでもお金を使ってヘルパーの資格を取ったので、少しはこちらでも稼がないとと思い、続けてきた。それがこんな時に役立ったとは!」。


デモンストレーター以外も仕事を持つ。
このことも非常時におけるリスク回避の一つの手段かも知れない。


と言って、フェイスブックなどでよくお誘いがくるあの手の副業はごめんだよ。
全く興味がない。


写真は、3人目の孫。