試食が出ない店~メニュー提案と雑学力で勝負

さあ、今日から3日連続勤務(世間での3連休とは逆だ)。
初日は、大阪方面へのベッドタウンとして知られる某地での仕事で、担当は冷凍食品。
レンジでチンすればいいだけだから業務自体は楽なんだが、ああ、物事はすべてはうまくいかないもの。
この店は試食がなかなか出ないことで、我々の間ではちょっと知られているのだ。
おとなしいお客様が多いのか。

まあ、試食はすごいのに売上はボロボロというケースよりマシかも知れないけれどね(あるんだよ、そういうケース。7年か8年前、大阪市内にある大型店のイベントでメーカー営業と二人体制でケーキをデモした時は、総売上の実に七割までがこちらが立て替えで商品を購入し、「試食」としてお客様に提供したぶんだった)。
とは言え、基本的に食べ物は冷めると味が落ちるし、見た目も悪くなるし、何より少なからず売上に影響してくるから、試食数が低いのは、やはり困ることであるのは間違いない。
ホンマ、「販売」の前に「試食」を頑張らないといけない。
一人でも多くのお客様に味をみていただくよう、努力しないといけない。

こういう際に役立つのは、メニュー提案力と、意外と感じられるかも知れないが、雑学力。

「メニュー提案力はわかるけれど、雑学力って?」とおっしゃるあなた。次回で詳しく説明。

振り返るに、私が、グダグタ言いながらもデモンストレーターの仕事が天職だと感じている理由もそこにあるのだ。