人は仲間を求め合う

10日からの「大阪は南港発・韓国は釜山着」のクルージング。行きの船内で日本人は私一人だったことは、書いたよね。
おかげで、全くわからない韓国語が飛び交う中、望んでいた異邦人感覚を存分に味わうことが出来たのだが、それでも帰りの船内で食事どき、明らかに日本人が話す日本語を耳にした時、思わずそちらに歩み寄っていた。
「あの、日本の方ですか? ここにお席をとらせてもらってかまいませんか? 行きは日本人は私一人だったんです」
「ああ、どうぞどうぞ」。
私たちの会話を聞きつけたのか。すぐに70代と思しき老婦人二人組がやって来た。
「私たちもこのテーブルで食事をしていいですか?」
さらに、数分後。
「こちら、空いてます?」
と、やはり高年の夫人。
ああ、やはり、人は求め合うものなのねえ、、、仲間(ここでは日本人という国籍)を。

姿形が同じモンゴリアンである韓国人と日本人の間ですらこうなのだから、見た目が違う人がほとんどであろう地、仮にアフリカの赤道直下の国を我々が訪れていたなら、その思いはもっと強くなったのではないかしら?
いや、別に日本人でなくても、中国人でも韓国人でもモンゴル人でも、とにかくモンゴリアンの顔立ちを見かけたら、それだけで互いにものすごく親しみを感じるのではないかな。

こうして想像してみると、広い世界の中で隣国通しガタガタもめているのがナンセンスであることが、よくわかる。

さて、この仲間意識。ひいては、ノスタルジーに繋がると思う。
ノスタルジー。これ、私たち宣伝販売界でも、実は売り込みの重要なファクトよ。
続きを楽しみにしていてね。

写真は釜山からの帰り、フェリーが関門海峡を通過する時に写した夜景。

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